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ノベルゲーム
夏の夜の華
「たぶん、皆お祭りで食べるだけじゃ足りないよね……。残って何か作っとくかなぁ」
「おい、早く行くぞルイージ! 置いてくぞ!!」
ぼーっと考えていたルイージの手を引いたのは、双子の兄・マリオ。
その後ろには、ピーチ姫やクッパもいた。
いつの間に着替えたのか、ピーチ姫とマリオは浴衣姿になっている。
「けど僕は……」
「つべこべ言わずに行くぞ!!」
「楽しみですわw」
「むしろマリオはルイージと二人で行くノダ。そして我輩はピーチちゃんと二人っきりでまわるゾ!」
「誰が認めるかっ!!」
呆れ顔のルイージを脇に抱え、クッパを怒鳴りつけるマリオ。
(マリオより背の高いルイージは、足を引きずられてる)
そんないつもと変わらない風景を、後ろを付いていくピーチ姫が笑って見ながら部屋を出た。
「まずは、お化け屋敷、だよなぁ……?」
「私、射的に行ってみたいわ」