5000hitお礼企画

ノベルゲーム
夏の夜の華






「たぶん、皆お祭りで食べるだけじゃ足りないよね……。残って何か作っとくかなぁ」

「おい、早く行くぞルイージ! 置いてくぞ!!」




 ぼーっと考えていたルイージの手を引いたのは、双子の兄・マリオ。

 その後ろには、ピーチ姫やクッパもいた。

 いつの間に着替えたのか、ピーチ姫とマリオは浴衣姿になっている。




「けど僕は……」

「つべこべ言わずに行くぞ!!」

「楽しみですわw」

「むしろマリオはルイージと二人で行くノダ。そして我輩はピーチちゃんと二人っきりでまわるゾ!」

「誰が認めるかっ!!」




呆れ顔のルイージを脇に抱え、クッパを怒鳴りつけるマリオ。
(マリオより背の高いルイージは、足を引きずられてる)

そんないつもと変わらない風景を、後ろを付いていくピーチ姫が笑って見ながら部屋を出た。







「まずは、お化け屋敷、だよなぁ……?」


「私、射的に行ってみたいわ」